One Mix 1S をUbuntuで使う その3 キーボードの設定

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USキーボード化

デフォルトでは日本語キーボードになっているのだが、キーの刻印と一致しないので使いづらいため、 USキーボードに変更する。

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

複数の選択項目が出るので、以下のように設定。

キーボードモデル Generic 105-key PC (intl.)
キーボードが由来する国 英語(US)
キーボードのレイアウト 英語(US)
AltGrとして機能させるキー AltGrキーなし
コンポーズキー コンポーズキーなし
サーバーを強制終了するのに Control+Alt+Backspace を使いますか いいえ

IMEの切り替え

IMEの切り替えは、日本語キーボードだと ` (escの右隣)だったのだが、 USにするとそのまま ` が入力され、IMEを切り替えられない。

ここでは、Capsを「変換」キーにして、変換キーにIMEオン/オフを割り当てる。

Capsのキーコードを調べる

xev を使って、キーコードを調べる。

$ xev

起動後にキーを押すと、キーコードが表示される。 Caps は66であることが分かる。

KeyPress event, serial 34, synthetic NO, window 0x1e00001,
    root 0x194, subw 0x0, time 1576496, (1165,207), root:(1193,292),
    state 0x0, keycode 66 (keysym 0xff23, Henkan_Mode), same_screen YES,
    XLookupString gives 0 bytes: 
    XmbLookupString gives 0 bytes: 
    XFilterEvent returns: False

KeyRelease event, serial 37, synthetic NO, window 0x1e00001,
    root 0x194, subw 0x0, time 1576528, (1165,207), root:(1193,292),
    state 0x0, keycode 66 (keysym 0xff23, Henkan_Mode), same_screen YES,
    XLookupString gives 0 bytes: 
    XFilterEvent returns: False

(参考) https://kledgeb.blogspot.com/2012/12/ubuntu-xev-1.html

キーボードマッピングを変更

Capsキーを変換キーとするには、まず現状のキーマップから変換キーの設定値を調べる。

キーマップを以下のコマンドでファイルに書き出す。

$ xmodmap -pke > ~/.Xmodmap_default

このファイルを調べると、変換キーらしきものを発見。この右辺をCapsキー(キーコード66)に設定すれば良い。

keycode 100 = Henkan_Mode NoSymbol Henkan_Mode

~/.Xmodmap を作成して、以下を記入。

remove lock = Caps_Lock
keycode  66 = Henkan_Mode NoSymbol Henkan_Mode

その後、コマンドでキーマップを変更すれば良い。

$ xmodmap ~/.Xmodmap

ただし、これもログアウトすると消えてしまうので、ログイン時に自動実行させたい。

mozcのキー設定を変更

IMEにMozcを使う場合の設定方法。

  • アクティビティからMoscの設定を開く
  • 一般タブ>キー設定の選択の 編集 を選択

/images/201910161224/mosc_setting.png

  • 以下の設定を追加
  • 直接入力 Henkan IMEを有効化
  • /images/201910161224/ime_on.png
  • 入力文字なし Henkan IMEを無効化
  • /images/201910161224/ime_off.png
  • 閉じて、適用を押す

(参考) https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=19919

これを書いていて思ったのだが、Capsを変換キーに変更しなくても、CapsにIME有効化/無効化を割り当てればいいだけかもしれない。